ただのごった煮サイト。
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すきです。すきだったんです、ずっと。ずっと !
「君が好きだよ、綱吉」そう言うとあの子は今にも泣き出しそうな顔をした。予想外の反応に瞠目すると、綱吉は肩を震わせ、俯いた。「どうしてですか」ああ、声が震えてる。もしかしたら泣いてるかもしれない。どうして君はあそこまでの戦闘能力を秘めながら、いつまで経っても臆病な中学生で居る?(細い腕だ。折れてしまいそう、)それでいて彼は両手を広げ、今有る幸せを包み、守るのだと言った。確固たる意志を見た。真っ白な、潔癖なまでのそれを目の前にし、僕は軽く眩暈を起こしたのを憶えている。守りたいと思い、壊したいと思い、愛しいと思った。そう、これほどまでに焦がれ、やっと甘く噛み砕いた台詞(本当はとてもじゃないけど言えないからね)(そしてそれは思いのほかシンプルであった)を口にしたというのに、どうしてそんな表情をされるんだろうか。「ひどいです雲雀さん」君こそ。「ひどい」あ、やっぱり泣いていた。どうしようか。(綺麗だ)(どうしようもない)細い腕がそろそろと伸びる。小さな手が(あの優しい手が)僕に触れた。「そんな事言われたら、おれ」
確かに感じる君の体温
(君は温かいね)
配布元:宇宙の端っこで君に捧ぐ
世間の端っこで友人に捧ぐパート1(ちょ
ヒバツナはヒバ→←ツナなのかも(私の中では)
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