ただのごった煮サイト。
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(あ、あ、あ !)
大好きだった気がするよ
大好きだった気がするよ
やあこんにちはかつてのハニー!僕がそう声をかけるとおお、久しぶりやな元ダーリン!と彼は笑った。よかった、笑ってくれた。神になってもう十年は過ぎた。それ以上かも知れない。僕らの甘い夢が終わったのと、同じとき。神様にした彼らが悪いとか、他の道を選べなかった僕が悪いとか、そんなことを言うつもりはない。だってこれは運命だったのだ!せっかくやで風呂入る?と君が訊いた。僕は懐かしい台詞に温泉はまだ好きかい?と訊いた。瞬時に質問に答えそびれたな、と反省。ああ、好きやよ。いっぺん好きになってしもたら、駄目やな。歳を取って、少年の面影をすっかりなくし、青年へと姿を変えた、君。それでもその声が奏でるのは優しい願い。可愛い夢。なあ、えと、かみさま。なんだい、急に改まって。昔と一緒でいいよ。えと、わんこ。うん。他愛も無いやり取りだった。だのに君の台詞はいちいち僕の内面を突く。実は俺、告白したようなもんなんやけど。
一回さばさばしてて暗いのが書きたいと思ってたらいつのまにか。
一回さばさばしてて暗いのが書きたいと思ってたらいつのまにか。
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